RCJ通信
RCJ通信 第72号(2025年8月7日)
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第72号
より良い静電気対策管理のための
RCJ通信
2025.8.7発行
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▼RCJ通信
静電気対策管理に従事する方々に向けて、日本電子部品信頼性センター(RCJ)が
開催するイベント情報をはじめ、規格の動向、対策に関するトピックス、RCJの活動を
発信するものです。
静電気対策にたずさわる方々に向けた情報を提供してまいります。
▼今月のもくじ
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【1】次回 RCJ ESD COORDINATOR資格認証セミナーの受講お申込み受付中です
【2】次回 (9月開催) RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナーの受講お申込み受付中です
【3】次々回(10月開催) RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナーのご案内
【4】「第35回RCJ信頼性シンポジウム」開催のお知らせ
【5】「第35回信頼性・ESD対策技術展示会」のご案内
【6】第4回ESDコーディネータ大会(ESD対策技術討議会)開催のお知らせ
【7】次回エキスパート養成セミナーの受講お申込み受付中です
【8】静電気対策Q&A(72)
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【1】次回 RCJ ESD COORDINATOR資格認証セミナーの受講申込み受付中です
「第49回 RCJ ESD COORDINATOR資格認証セミナー」は、以下の日程で開催する
予定です。お申込み受付中です。
■第49回 RCJ ESD COORDINATOR資格認証セミナー ──────────────
開催日時:2025年10月15日(水)、16日(木)
会場:大田区産業プラザ 4階コンベンションホール(東京都大田区南蒲田1-20-20)
定員:100名
申込締切日:2025年10月8日(水)
(但し定員100名を超えた場合は締切日前でもお申込みを打ち切ります)
詳細・お申込みはこちら:https://rcj.or.jp/esdc-seminar
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【2】次回 (9月開催) RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナーの受講お申込み受付中です
次回 (9月開催) は、資格有効期限が以下(1)(2)の方で、資格を維持されるESDコーディネータ、
主任ESDコーディネータの方が対象です。
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(1)2025年6月30日
(2)2025年12月31日
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ご自身の有効期限は、前回の更新時(もしくは認証セミナー合格時)に発行された認証書
(A4判の認証書で、毎年発行される認証カードとは異なります)をご確認ください。
有効期限切れの前後4回の更新セミナーの受講が可能です。
◆資格を維持されない場合は、必ず辞退届のご提出をお願いいたします。辞退届のご提出
をもちまして正式な資格失効といたします。
「第52回 RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナー」は、YouTube LiveでWeb同時配信
いたします。受講者のみなさまに事前にお知らせしますYouTubeの専用URLにアクセスして
いただくだけで受講いただけます。インターネット接続環境とYouTubeをご覧になれるパソ
コン等があれば、特別な設定は必要ありません。開催日時および会場は以下の通りです。
■第52回 RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナー ──────────────
日時:2025年9月10日(水) 10:00~17:00
会場:大田区産業プラザ 3階特別会議室(東京都大田区南蒲田1-20-20)
及びYouTube Live配信によるWeb受講
申込み締切日:2025年9月3日(水)
詳細・お申込みはこちら:https://rcj.or.jp/update-seminar
有効期限のお問合せ:info@rcj.or.jp
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【3】次々回(10月開催) RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナーのご案内
ESD COORDINATOR、主任ESD COORDINATOR資格は、3年毎に更新することになって
います。資格更新セミナーは、規格改定を含めたESD対策技術の情報の更新の機会となる
ことを目的としています。 なお対象者には、8月5日に案内状をメールでお送りしました。
今回は、資格有効期限が以下(1)(2)(3)の方で、資格を維持されるESDコーディネータ、
主任ESDコーディネータの方が対象です。
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(1)2025年6月30日
(2)2025年12月31日
(3)2026年6月30日
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ご自身の有効期限は、前回の更新時(もしくは認証セミナー合格時)に発行された認証書
(A4判の認証書で、資格登録維持年会費を納入後に毎年発行される認証カードとは異なり
ます)をご確認ください。有効期限切れの前後4回の更新セミナーの受講が可能です。
◆資格を維持されない場合は、必ず辞退届のご提出をお願いいたします。辞退届のご提出
をもちまして正式な資格失効といたします。
「第53回 RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナー」は、YouTube LiveでWeb同時配信
いたします。受講者のみなさまに事前にお知らせしますYouTubeの専用URLにアクセスして
いただくだけで受講いただけます。インターネット接続環境とYouTubeをご覧になれるパソ
コン等があれば、特別な設定は必要ありません。開催日時および会場は以下の通りです。
■第53回 RCJ ESD COORDINATOR資格更新セミナー ──────────────
日時:2025年10月20日(月) 10:00~17:00
会場:大田区産業プラザ 4階コンベンションホール(東京都大田区南蒲田1-20-20)
及びYouTube Live配信によるWeb受講
申込み締切日:2025年10月13日(月)
※第53回が2025年度最後の更新セミナーとなります。次回は、2026年5月に開催
予定です。
詳細・お申込みはこちら:https://rcj.or.jp/update-seminar
有効期限のお問合せ:info@rcj.or.jp
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【4】「第35回RCJ信頼性シンポジウム」開催のお知らせ
RCJ信頼性シンポジウムは、電子部品、電子デバイス、電子機器等の設計・開発技術者、
信頼性技術者、生産技術者を対象に、信頼性およびESDという共通のテーマで論文発表・
討論し合い、より進歩した信頼性向上技術、ESD障害対策技術等の分野での発展に寄与
することを狙いとしています。
■第35回RCJ信頼性シンポジウム ──────────────────
開催日時:2025年10月21日(火)~10月22日(水)
場所:大田区産業プラザ 4階コンベンションホール(東京、京急蒲田)
詳しくはこちら:https://rcj.or.jp/symposium
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【5】「第35回信頼性・ESD対策技術展示会」のご案内
信頼性・ESD対策技術展示会は、静電気の影響を受けやすい電子デバイス・部品、
電子機器などを扱う信頼性技術者、設計技術者、品質技術者の方々を対象に、より
進歩した静電気障害対策技術、静電気測定技術、故障解析技術を扱う専門の展示会
です。ご来場時の入場登録のみで展示会、ワークショップとも自由にご参加いただ
くことができます。
■第35回信頼性・ESD対策技術展示会 ─────────
開催日時:2025年10月21日(火)~10月22日(水)
会場:大田区産業プラザ 4階コンベンションホール B会場(東京、京急蒲田)
(RCJ信頼性シンポジウムと同一会場で開催)
詳細はこちら:https://rcj.or.jp/exhibition
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【6】第4回ESDコーディネータ大会(ESD対策技術討議会)開催のお知らせ
ESDコーディネータの資質向上とESDコーディネータ間の交流を目的に今年もESD
コーディネータ大会(ESD対策技術討議会)を開催いたします。今年は午前中にESD
コーディネータ活動に役立つ情報提供として大会実行委員によるESD対策セミナー
4件を予定しております。まず5-1と5-4の整合状況と国際対応状況および規格対応の
不具合事例、Tailoring、測定器の使用方法、衣服の測定管理の4件です。午後からは
午前の講義も含めていくつかのグループに分かれてグループディスカッションを行い
ます。過去回のこのグループディスカッションでは皆さんの会話が弾みとても有意義
な時間を過ごしておられました。
開催日時:2025年11月18日(火)10:00~18:00
会 場:台東区民センター 特別会議室(浅草駅近く都立産業貿易センター台東館9階)
※お申込み開始は8月下旬を予定しております。ESDコーディネータのみなさまの
多数のご参加をお待ちしております。
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【7】次回エキスパート養成セミナーの受講お申込み受付中です
エキスパート養成セミナーは、なかなか実感できない静電気の特性や挙動を実験を交え
て解説する2日間のセミナーです。
実際に静電気帯電測定や表面抵抗測定など実機を使って測定していただき、測定の問題
点などを実感していただきます。工程の静電気対策に従事される方に必要とされる静電
気特性、測定技術、対策方法、管理技術などを養っていただくことを目的としています。
講師が一方的に話を進める講習ではなく、受講者と講師が話し合いながら講習を進めて
いきます。皆様のご参加をお待ちしております。
■エキスパート養成セミナー ──────────────
開催日:2025年8月27日(水)、28日(木)
会 場:日本電子部品信頼性センター 会議室
定 員:8名(定員に満たなくても開催いたします)
詳細・お申込みはこちら:https://rcj.or.jp/expert-seminar
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【8】静電気対策Q&A(72)
■規格に準拠した管理を行うことについての質問─────────────────────
規格に対応したESD管理を行おうと考えていますが、規格に提示される方法では作業が
できなくなり困っています。どうしたらよいでしょうか。
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◆回答例◆
規格では静電気対策に使用するアイテムの仕様、その検証方法、接地設備やEPAに対す
る要求事項などが決められておりこれに準拠した対策をすることで製品提供先と共通概
念を図ることができ円滑な業務遂行が可能となります。規格に準拠することは重要なこ
とですが、規格の要求事項は必ずしも全電子産業の工程に適用できるとは限りません。
規格通りに対策しなければ規格に準拠していることにならないのですが、そのために
作業に困難をきたし不利益につながるようであれば、規格を適用する意味がなくなって
しまいます。そこでIEC61340 5-1やANSI S.20.20ではTailoringという考え方を提供して
います。「この規格のユーザーが逸脱または除外の正当化と技術的根拠を提供できる場
合、規格の要件を追加、変更、または削除できる。調整ステートメントを文書化し、組
織のESD管理プログラムに除外または変更される規格の項目および変更の技術的正当性
または論理的根拠を追加して明記する」としています。変更の妥当性や論理的根拠を明
確にすることは大変ですが、これによって作業を従来通りにこなせるようになるのであ
れば苦労する価値はあるかと思います。規格に記載されている例にはイオナイザのオフ
セット電圧が±35Vとの規定に対し、イオナイザを使用する環境がクリーンルーム内の
塵埃付着防止であることから、ピーク電圧が200Vであっても対象物が200Vまで上昇し
ないことと塵埃付着防止対策にESDSに対するようなオフセット電圧が必要ないとして
オフセット電圧を変更できる、としています。また実例ではEPAから製品をEPA外に
持ち出す際、シールドバッグのようなシールド性のある包装もしくは容器に入れて次の
作業現場まで搬送することとなっている規定に対して、ある企業では搬送経路に電位
センサーを設置しESDSが受ける静電気電圧を検証しながら搬送し、次の工場まで搬送
した際の電位と傷害が発生しないことを立証して搬送時の包装形態を変えた事例もあり
ます。
このように既定の変更をするには労力が必要ですが、その妥当性を明確にすることで
規定を変更し有効なESD管理を行うことが可能となります。
