RCJ通信

RCJ通信 第75号(2025年11月6日)

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 第75号

より良い静電気対策管理のための
RCJ通信
                   2025.11.6発行
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▼RCJ通信
静電気対策管理に従事する方々に向けて、日本電子部品信頼性センター(RCJ)が
開催するイベント情報をはじめ、規格の動向、対策に関するトピックス、RCJの活動を
発信するものです。
静電気対策にたずさわる方々に向けた情報を提供してまいります。

▼今月のもくじ
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【1】第4回ESDコーディネータ大会(ESD対策技術討議会)の参加受付中です
【2】次回エキスパート養成セミナーの受講お申込み受付中です
【3】次回 RCJ ESD COORDINATOR資格認証再試験のご案内
【4】2025年度ESDコーディネータ資格登録維持年会費ご入金のお願い
【5】ESDコーディネータ登録情報更新のお願い
【6】静電気対策Q&A(74)
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【1】第4回ESDコーディネータ大会(ESD対策技術討議会)の参加受付中です

第4回ESDコーディネータ大会(ESD対策技術討議会)を2025年11月18日に台東区民会館
9階特別会議室で開催いたします。ESDコーディネータ大会の主な目的はご参加の皆さん
がいくつかのグループに分かれて討議いただくグループディスカッションです。午前中は
セミナー、午後にグループディスカッションを計画していますが、今年はセミナーを6名
の講師でESD管理規格の国際対応、規格の調整(Tailoring)、測定に関する情報、衣服の
測定管理等について解説します。午後のグループディスカッションでは例年通りいくつか
のグループに分かれて皆さんに要望いただいた討議テーマでディスカッションを行います。
他社の静電気対策レベルはどの程度だろう、他企業は静電気対策をどう考えているのだ
ろうか、各企業間同士のコンセンサスはどのように図っているのだろうかなど悩みを抱え
たESDコーディネータがお互いに情報交換することでより良い静電気対策につなげる機会
になるかと思います。この機会にぜひ皆様が日頃の対策活動で疑問に思っていることをご
討議いただきたいと思います。原則ESDコーディネータの参加ですが、ESDコーディネー
タ以外の方の参加も可能です。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

■第4回ESDコーディネータ大会(ESD対策技術討議会) ──────────

開催日時:2025年11月18日(火)10:00~18:00
会 場:台東区民センター 9階特別会議室(東京都台東区花川戸2丁目6番5号)
定 員:40名
お申込締切日:2025年11月12日(水)

詳細・お申込みはこちら:https://rcj.or.jp/esd-convention

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【2】次回エキスパート養成セミナーの受講お申込み受付中です

エキスパート養成セミナーは、なかなか実感できない静電気の特性や挙動を実験を交えて
解説するセミナーです。実際に静電気帯電測定や表面抵抗測定など実機を使って測定して
いただき、測定の問題点などを実感していただきます。工程の静電気対策に従事される方
に必要とされる静電気特性、測定技術、対策方法、管理技術などを養っていただくことを
目的としています。講師が一方的に話を進める講習ではなく、受講者と講師が話し合いな
がら講習を進めていきます。皆様のご参加をお待ちしております。

■エキスパート養成セミナー ──────────────

開催日:2025年11月27日(木)、28日(金)
会 場:日本電子部品信頼性センター 会議室
定 員:8名(定員に満たなくても開催いたします)

詳細・お申込みはこちら:https://rcj.or.jp/expert-seminar

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【3】次回 RCJ ESD COORDINATOR資格認証再試験のご案内

RCJ ESD COORDINATOR資格認証再試験は、年に4回(2月、4月、8月、10月)
実施しております。次回は2026年1月29日(木)及び1月30日(金)に実施します。

■RCJ ESD COORDINATOR資格認証再試験 ──────────────────

実施日:2026年1月29日(木)、1月30日(金): 14:00~16:00
    (いずれかを選択して下さい)

受験資格:RCJ ESD COORDINATOR 資格認証セミナーの既受講者
    (受講後2年間有効)
場 所:(一財)日本電子部品信頼性センター 会議室
定 員:各日6名
申込締切:2026年1月23日(金)

詳細・お申込みはこちら:https://rcj.or.jp/esdc-reexamination

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【4】2025年度ESDコーディネータ資格登録維持年会費ご入金のお願い

日頃、弊センターの活動にご理解を賜りまして誠にありがとうございます。
2025年度のESDコーディネータ資格登録維持年会費のご請求書は、4月21日にBtoB
プラットフォームより発行しておりますが、まだお納めいただいていない場合は、
BtoBプラットフォーム請求書にログインいただき、ご処理のほどお願いいたします。
ご請求書の再発行を希望される場合は、BtoBプラットフォーム請求書にログイン後、
発行済みの請求書を差し戻していただくか、下記のメールアドレスにご連絡をお願い
いたします。
この資格登録維持年会費は、ESD COORDINATOR資格認証制度を運営していくため
の重要な資金となっております。何卒ご理解の上ご協力をお願い申し上げます。

★資格の更新を辞退される方は、以下のページの下方にあります辞退届(Wordファイル)
をダウンロード、ご記入の上、必ず提出してください。
辞退届のご提出をもちまして正式な資格ご辞退といたします。

所属・住所変更

再発行等のお問い合わせはこちらのアドレスにお願いいたします:info@rcj.or.jp

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【5】ESDコーディネータ登録情報更新のお願い

RCJ ESD COORDINATOR資格を取得後、メールアドレス、ご所属等に変更が生じた
場合は、下記のフォームで事務局に届けてくださいますようお願いいたします。
届出がないと、資格更新セミナー受講時期のご案内、BtoBプラットフォーム請求書から
発行するご請求書、メールマガジン等を確実にお届けすることができない可能性があり
ます。お手数をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。
また、資格を維持されない場合は、必ず辞退届のご提出をお願いいたします。辞退届の
ご提出をもちまして正式な資格失効といたします。

ご変更はこちらからお願いします:https://rcj.or.jp/esdc-profilechange

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【6】静電気対策Q&A(74)

■オフセット電圧についての質問─────────────────────

作業工程で使用しているパルス式イオナイザで規格ではオフセット電圧は±35V未満
と規定されていますが、ピーク電圧は+125V、ー110Vと±35Vを超えております。
規格には安定した読取値になるまで待ち少なくとも1分後に測定とありますが、
ピークtoピークの値はほとんど変化しないのでこのプラスマイナスの値を平均化して
オフセット電圧としてよいでしょうか。

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◆回答例◆

規格にはパルス式、AC式などイオナイザのイオン発生形式に対する規定は記載されて
いません。AC式のイオナイザであればプラスマイナスのバランスが落ち着いた電位
を測定できますが、パルス式のイオナイザはプラスのイオン塊とマイナスのイオン塊
が交互に生成され続けますのでそれぞれのピーク値は収束しません。プラスとマイナ
スの値双方の値を足し合わせた平均値がオフセット電圧かとも思えますが、ピーク値
はその電圧であることは事実です。つまりこのピーク電圧発生時にESDSや孤立した
導体はその電位になっておりその時にそのエリアから持ち出されるとその電圧のまま
になってしまうことが予想されます。このことからパルス式であってもピーク値はプ
ラスマイナスそれぞれ35V以下に抑えられなくてはなりません。
このピーク値はパルスの周期と設置距離で変化しパルスの周期が早いほど、設置距離
が遠くなるほどピーク値は低くなります。現在はほとんどのイオナイザがパルス周期
の設定を変えられる機能を持っていますので帯電プレートモニターでピーク値を確認
しながらパルス周期と設置距離を設定してください。また簡易型の帯電プレートモニ
ターと規格準拠の帯電プレートモニターでは現れるピーク値は異なりますので比率の
確認が必要です。ピーク値はプレートの静電容量が小さいほど高く出ますがプレート
が小さくなるとイオンを吸収する面積が小さくなってピークに達するまでの時間がか
かることになります。大きいプレートではこの逆です。このためイオナイザの種類や
接地距離ごとに比率が異なるのでイオナイザごとに比率を確認してください。