ESD関連参考資料

BOOKS FOR ESD COODINATOR

ESD参考図書の紹介と入手方法

  1. 静電気管理技術の基礎(改定第5版)(2022年10月1日発行)
  2. 静電気管理に必要な測定ガイド
  3. 静電気管理のためのデータブック
  4. 静電気管理入門
  5. ESDコーディネータのための静電気対策基礎シリーズ
  6. ①「静電気の基礎」
    鈴木 輝夫 著 出版社:プラスチックス・エージ(2016年12月20日発行)
    ②「静電気対策の手法と評価方法」
    高橋 忠 著 出版社:プラスチックス・エージ(2017年3月10日発行)
    ③「静電気帯電防止のための静電気測定(上)」
    和泉 健吉 著 出版社:プラスチックス・エージ(2017年7月20日発行)
    ④「静電気帯電防止のための静電気測定(下)」
    和泉 健吉 著 出版社:プラスチックス・エージ(2017年10月20日発行)

  7. MIL規格に基づく静電気管理(絶版ですが、在庫がありますので定価で販売しています。)

「静電気管理技術の基礎(改訂第5版)」発刊と販売のお知らせ

ESDコーディネータとは、ESD 管理作業に関する知識を有するESD 管理の専門家で、施設内のESD対策に対して責任を持つ技術者です。そのESDコーディネータの制度が始まってから、15年が経過しました。その認証の基準となる規格がIEC 61340-5-1:1998(静電気現象からの電子デバイスの保護)であり、その解説書が本書でした。その規格が改定され、現在の規格は、IEC 61340-5-1:1998を基に改定したRCJS-5-1(第3版):2016になりました。本書は、その解説書であり、RCJS-5-1(第3版):2016に対応し、また最近の進展も含め、静電気管理技術を網羅した内容になっています。さらに、現在用いられている他の規格のIEC 61340-5-1:2016、ANSI/ESD S20.20:2014との比較も行い一覧表にしてその差異を表示しています。第5版では、RCJS-5-1(第3版)(2016)に合わせて、説明内容の修正や数字の誤り訂正、付録を追加しました。

ESD コーディネータは勿論、静電気管理分野で活躍されている技術者にも大いに参考になる解説書です。

その内容の概要は、別紙に示します。

「静電気管理に必要な測定ガイド」発行のお知らせ

静電気対策を行う作業現場では、作業者の方が静電気対策の重要性を理解して作業することが重要です。そこでRCJではこれら作業者の方々が大きなコストと時間をかけずに、身近なシステムで簡単に教育を受けていただけるeラーニング講座、基礎編、測定編を開講いたしました。本書は、測定編のテキスト版です。eラーニングを受講された方の復習に最適です。
◆eラーニング〔測定編〕を受講された方は以下の価格で受講お申込時にご購入いただけます。
       賛助会員・ESDコーディネータ:2,200円(税込)
       一般     :3,300円(税込)
◆eラーニング〔測定編〕を受講せずテキストのみご購入の場合は以下の価格でお求めいただけます。
       賛助会員・ESDコーディネータ:3,630円(税込)
       一般     :4,950円(税込)

「静電気管理のためのデータブック」

ESDコーディネータの責務の一つに、“個々のEPAの境界の決定,アイテムと構造の選択及び認証に責任を持つこと”、及び“EPAの設計及び使用される装置,資材及びアイテムの選択,リストの作成及び維持に責任を持つこと”があります。EPA内で使用する装置、資材、保護アイテムの選定には、使用する測定標準、その標準に従った測定方法の知識及び測定データの分析と良否判定を行うための判断能力が要求されます。

本書は、主にIEC 61340シリーズの測定標準に従った測定の実際と実測データと分析をまとめたものです。日々ESD管理に努力されているESDコーディネータの皆様のESD管理用資材・保護アイテムの評価や選定のために大いに参考となることが期待されます。

その内容の概要は、別紙に示します。

「静電気管理入門」 二澤 正行 編著  の再版について

「静電気管理入門」 二澤 正行 編著は、工業調査会より2004年3月発行に発行され、ESDCの参考図書として推薦しています。しかし、工業調査会が2010年夏に倒産し、絶版になり、入手不可能になってしまいました。この度、出版社を森北出版に変更し、再版として2011年10月に発行することになりました。一般書店でも入手できますが、RCJでも販売していますので、ご希望の方は申し込んで下さるようお願いします。

内容は、基本的に従来と同じですが、可能な範囲で最新の情報を取り入れています。

<ESDコーディネータのための静電気対策基礎シリーズ」の発行のお知らせ>

ESD管理技術は、ESD保護区域(EPA)の構築、EPA内での人体接地の構築(リストラップや床/靴システムなど)、EPA内で使用するESD管理用アイテム(衣類、靴、作業表面など)の選定など多岐にわたります。また、作業員の教育・訓練、管理システムの維持のための監査などのマネジメント側面の確立も重要です。このような広範囲にわたるESD管理技術の理解の助けとするため、「ESDコーディネータのための静電気対策基礎シリーズ」を刊行することにしました。ESD管理の実際について、原点にたって平易に解説することを心がけています。「静電気の基礎」から始まり、「静電気対策の手法と評価方法」、「静電気測定」、「静電気管理用衣服、靴」、「イオナイザー」等をテーマとした基礎シリーズを刊行していく予定です。

  • ④「静電気帯電防止のための静電気測定(下)」目次はこちらから(pdf)
  • 「MIL規格に基づく静電気管理」発行のお知らせ

    現在、RCJ ESD COORDINATOR(ESDC)資格認証制度で用いている基準となる規格のIEC TR 61340-5-1(1998)が2007年8月に改訂され、IEC IS 61340-5-1(2007)となりました。

    新しい5-1(2007)規格はANSI/ESD S20.20を基に作成されています。そして、ANSI/ESD S20.20(1999)の基になった規格は、MIL-STD-1686で、初版は1980年に作成されました。その最新バージョンは、MIL-STD-1686C(1995)です。

    このようにMILの流れを継承する新IS 5-1とS20.20の理解を深めるために、MIL-STD-1686Cと その解説であるMIL-HDBK-263Bを取り上げ解説したのが、「MIL規格に基づく静電気管理」です。

    一方、S20.20と包装規格のANSI/ESD S 541の解説、及び新IS5-1と比較して解説したのが、「静電気管理技術の基礎(増補改訂版)(2009年4月30日発行)(上記参照)」です。

    お問い合わせ

    RCJ ESDコーディネータ認証専門委員会 事務局 (塩野、高橋)

    TEL: 03-5830-7601
    FAX: 03-5830-7602

    shiono@rcj.or.jp