ESD管理システム認証(ESDライン認証) (RCJ-EFC)

ESD Facility Certification

RCJ ESD管理システム認証とIECQ ESDプロセス認証との統合のご案内

RCJは、RCJ ESD管理システム認証を試行してきましたが、この度、IECQのESDプロセス認証と統合することにしました。IECQのESDプロセス認証を取得すると、IECQ認証書に、認証の基準規格として、IEC 61340-5-1とRCJS-5-1が併記されるようになり、グローバルな認証書として通用するようになります。

IECQ-ESDプロセス認証とは?

IECQ(IEC Quality Assessment System for Electronic Components)*は、IECが運営している適合性評価システムの一つで、世界的な認証システムです。IECQは、基本的にIEC規格に基づく電子部品、アッセンブリ及び関連する材料及びプロセスの第三者認証システムです。IECQの認証システムの一つとして、プロセス認証スキーム(IECQ-AP)があります。これは、製造業者、専門契約業者、販売業者等の組織を対象とした、ある特定のプロセスに対する品質認証システムで、ISO 9001及びIECQの付加的要求事項に基づき審査し、認証します。その一部として、ESD管理プロセス認証(IECQ ESDと呼ばれる)も含まれています。認証の基準になる規格は、IEC 61340-5-1ですが、IEC 61340-5-1を基にして日本の接地基準に適用させたRCJS-5-1も認められました。但し、IECQの仕様書番号は、IECQ AS 038000-JP0001**ですが、内容は、RCJS-5-1規格と同じです。

従って、RCJS-5-1規格に従って認証取得すると、同時にIECQ ESD認証も取得できることになります。

なお、IECQの日本における認証機関(CB)は、(一財)日本品質機構(JQA)で、JQAとRCJの共同で認証活動を行うことにしています。具体的には、認証受付、最終の認証承認、及びIECQ登録は、JQAが担当し、実際の認証審査は、JQAより委託を受けたRCJが担当します。
*  IECQ制度説明の参照webサイト
** IECQ AS 038000-JP0001仕様書の掲載webサイト

IECQ ESD認証手順

認証受付、最終の認証承認、及びIECQ登録は、JQAが担当し、実際の認証審査はRCJが担当します。なお、詳細は、お問い合わせ下さい。   なお、IECQ規則では、認証取得の前提条件として、 ・IAF会員である認定機関から認定されたISO 9001審査登録機関から認証されたISO 9001、TL 9000又は他の承認された品質マネジメントシステム(IATF 16949を含む)の認証を取得している。 ・ISO 9001に適合していることをIECQ CBにより審査され承認された品質マネジメントシステムを有している。(この場合、ESDプロセス審査と同時に、ISO 9001の審査を実施します) との規則があり、品質マメジメントシステム認証取得が必要です。即ち、なお、ESDプロセス認証は、品質プロセス認証の一部と位置づけられていますので、ISO 9001に準ずる品質マネジメントシステム構築が前提となります。

認証登録

審査基準として用いる規格は、RCJS-5-1ですが、RCJS-5-1認証取得と同時に、IECQにもESDプロセス認証として登録されます。即ち、登録証の基準規格として、IEC 61340-5-1とRCJS-5-1が併記されます。その登録証は、以下のサイトから閲覧可能です。但し、印刷不可です。なお、現在登録されているESD認証は、中国の企業のみで、IEC 61340-5-1とANSI/ESD S20.20が併記されています。JQA・RCJ認証登録では、この基準規格として、IEC 61340-5-1とRCJS-5-1が併記されます。
注記:IECQのESD認証登録webサイト

認証取得のメリット

RCJS-5-1に基づく、ESD管理システム認証取得で、RCJS-5-1認証取得と同時に、IECQにもESDプロセス認証として登録されます。即ち、登録証の基準規格として、IEC 61340-5-1とRCJS-5-1が併記されます。これにより、グローバルなESDプロセス認証としてアピールできます。また、IEC 61340-5-1とRCJS-5-1が併記された認証書がIECQのwebサイトに掲載されますので、顧客へのアピールも容易です。

さらに、世界的には、IEC 61340-5-1と米国規格のANSI/ESD S20.20は同等な規格と認識されていますので、RCJS-5-1を基準としたESD管理システム認証取得で、世界的なESD管理規格のIEC 61340-5-1とANSI/ESD S20.20の全ての規格をカバーしている認証として、アピールできます。

標準審査工数

標準審査工数は、以下の通りです。

表1 標準工数                                                                    
初回審査(人日) サーベイランス(人日) 更新審査(人日)
現地審査 4.0 2.0 3.0
文書レビュー 1.0 0.5 0.5
5.0 2.5 3.5

なお、審査の工数は、組織のESD管理システムの規模、システムの準備状況さなどに依存するので、個別に相談して下さい。

静電気管理システム認証の概要

  • RCJS-5-1に沿って構築したESD管理システムの第三者審査
  • 適用規格
    • RCJS-5-1
      「静電気現象からの電子デバイスの保護 一般要求事項」
    • 引用規格:IEC 61340シリーズ関連規格及びJIS規格
  • 審査における注目点
    1. 文書化:保護アイテム選定、作業手順書、資材購入、定期監査、訓練等
    2. パフォーマンス:規定通りの環境維持、作業手順の妥当性
      (測定方法,GNDの取り方,イオナイザ使用方法の適正性確認等含)
    3. 記録類:定期監査、日常点検、マネジメントレビュー
  • 標準工数 2人で2日 (審査するラインにより変わる)
  • IECQとの統合認証開始時期  2017年9月 開始

ESD管理システム認証フロー

ESD管理システム認証フロー図

問い合わせ先

  • 一般財団法人 日本電子部品信頼性センター(RCJ)  〒111-0043 東京都台東区駒形2-5-6 カミナガビル3階 
    TEL.03-5830-7601、 FAX.03-5830-7602、 E-mail: info@rcj.or.jp
  • 一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)安全電磁センター JQAの関連ホームページ
    〒192-0364 東京都八王子市南大沢4-4-4
    TEL 042-679-0246(代)、FAX 042-679-0170、E-mail:jtp-safety-cstm@jqa.jp